心動かすもの

昨日のフィギュアスケート。

別な番組を見ていて激突していたとか、そういうのは知らなかったんですね。ぎりぎり滑る前に間に合ってチャンネルを回したってかんじ。

見ているとこちらも泣けてくるような滑りをみたわけなんですが。

もやもやもや。

その後のニュースなどで日本人はこういうのが好きだとかいうコメントやもろもろをちら見して、うまく言えない納得のいかなさを感じてます。

こうして書いている私もそうだけど、誰もが物申せる時代になったからなんでしょうかねぇ。

拍手をおくりたいとか涙が出た、と感動していていいのか、という見出しを見かけたのですが、そもそも「感動」ってメジャーな心の動き、心が奪われることにもつかいますが、マイナーな感情の動きも当てはまることもあるわけで。

誰もが賞賛しているわけじゃないのになんだろうな、と思うわけです。

きっと、涙が出る、と言っている人の中には、馬鹿だな、やめればいいのに、と思いながら見ているうちに自然と涙が出てしまった、ということが多いんじゃないだろうか。

これは決して賞賛ではない。

終わった後のフラフラなのに得点を待って、思わず涙が出ているご本人を見てつられて涙が出る、って後押ししてるのかなぁ。

周囲の方々が止めたであろうし、本人さんがやりたかったのもあるでしょうし。

ご本人もやめた方がいいこともわかっていてされたことに、わざわざいかがなものか!っていわなきゃいけないんだろうか?

感動してばかりじゃなくてとか、日本人はお涙ちょうだいが好きだとか、本当にそうなんだろうか。

どーにももやもやしてしまったので、呟いてみました。