〜はじめの一言〜
二人の沖田先生ですよ。鬼ですね。いや～はっはっは。 おおもとのリクエスト路線ですよ

BGM：
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大輪の花を開かせたセイの体に、総司が酔いしれた。金色の総司がぐったりとしたセイに幾度も口づける。荒い呼吸を繰り返すセイに総司がゆっくりと体を起こして片手で口の廻りについた愛液を拭った。

痙攣した後、呼吸に合わせてゆっくりと動いているセイの中に指を差し入れたままだった総司は、一度指をぎりぎりまで引き抜くと、今度は指を増やしてゆっくりと差し入れる。

金色の総司と同じようにセイの頬に口づけると、両脇から抱きかかえられた、セイは再び動き出した二人に、翻弄され始めた。嵐のような悦楽の時間からようやく解放されたはずだったがまだこれからだとばかりに体中の感じる場所を攻められる。

「あ……、んっふ、うう。あ……」

総司の方へと横向きに寝かされたセイは足の間に金色の総司の足を差し込まれて、大きく片足を抱え上げられた。そうして総司は動きやすくなった指を花びらの裂の向きに合わせて差し入れると、ぐりゅっと鍵を回すように胎内を押し広げていく。

「はんっ、んぐっ、あんっ」

セイの顔を後ろに向けさせると金色の総司が余すところなくその口中を弄り、舌を絡め唾液を貪る。頭が真っ白になるくらいかき回されて、合わせた口の端からつぅっと唾液が流れ落ちる。

半身を捻って無防備になったセイの胸に、総司が顔を近づけた。はっきりと形づくる頂に、わざとふうっと息を吹きかけるとふるん、とセイの胸が揺れる。
ふふっと笑うと、わざと触れるか触れないかというくらいでセイの胸の頂を舌で触れた。ほんのわずか、その頂の頭を撫ぜるように動く舌に、総司がかき回している花びらからもその心地よさが伝わってきた。

「んっ……んんっ、んぅっ」

金色の総司に押さえつけられて、くぐもった喘ぎ声を上げたセイからは、ますます甘ったるい蜜が溢れてきて、総司の指が動きやすいように手助けしてしまう。初めはきつくて痛いくらいだったのに、徐々に慣らされて、深くまで指を飲み込むようになってきた。

「う……ふぅっ……」

素直に体を開き始めたセイに、金色の総司が抱えていた足に手を滑らせて、間に差し入れた足でうまく支えながら、総司の指が蹂躙する花に指を這わせた。

花びらの奥と、その周囲を丹念に開いていた総司の指を邪魔しないようにして、金色の総司は指先にどんどんセイの蜜を絡め取っていき、それを菊座に向かってゆっくりとなすりつけながら慣らして緊張する肉を解していく。

何度も総司が掻きだした蜜を引き受けて菊座へと塗り付けていく。いくらか柔らかくなったところにつぷっと指先を滑り込ませた。

「んんぁぁぁっ」

仰け反ったセイが悲鳴を上げた。きつい中に押し入ってくる指先に全身に力が入る。急にきつくなった胎内に何度も繰り返し差し入れた指を捻った。

ぬちゅっと繰り返す水音が何度も同じ動きをすると、徐々に水音が大きくなっていく。ゆっくりと抜き差しを繰り返していた指を金色の総司が徐々に深く、膣を広げているのと同じように菊座も同様に押し開いていく。

振り向かせていたセイの顔を離した金色の総司は、セイの背中に唇を落とした。

『神谷さん。ほら、だいぶ柔らかくなってきましたよ。これなら……』
「あっ、やぁっ。ひぃぃっ」

楽しそうに囁く金色の総司に、セイは身をすくませた。耳に届く声に炙られていくセイを見ながら、総司は自分の下帯を外した。昂ぶるものからは、欲望のたけを滲ませている。
抱えた足の膝裏へと片腕を差し入れて、仰向けにしたセイの足の間に滑り込むと思いきり片足を引き上げて、セイの花びらに先をヌルヌルと絡ませた。

つるんとした先端が溢れる蜜と戯れて、花びらの中を泳いで行く。ぬかるんだ花に馴染んだところで、ゆっくりとその先の道を辿る。

「うっ……、あっ、神谷さ……」

滑らかに辿りやすくなっているとはいえ、道の狭さや絡みついてくる襞の動きに、ゆっくり、ゆっくり進む総司が思わず声が漏れて唇を噛んだ。
セイは、きつく目を瞑って、必死で声を噛み締めている。こみあげてくる悲鳴を喉の奥で押し殺し、押し入ってくる侵入者の圧迫に耐える。

道の半ばまで進んだところで、その圧迫に痛みと怯えを感じた体に力が入っていて、それ以上無理に押し入るのは憚られた。

「はっ、はっ、はっ……」

浅い息を繰り返すセイに、金色の総司がセイの体から離れて、耳元に囁いた。

『神谷さん』
「神谷さん」

苦しげに涙を浮かべるセイに優しく二人の総司が呼びかけた。
その呼びかけに薄らとせいが目を開く。微笑んだ総司がそっとセイに口づけた。

「大好きですよ」
「せんせ……」

見つめ合う瞬間に愛しさがこみ上げる。一度腰を引いてから、再び総司が思いきり深く押し付けた。

「ああぅっ！！」
「っく！！」

その先端に感じていた絞られるような快感が堪らなくて、深くまで押し入ると締め付けられる場所が変わる。総司の昂ぶりの先がセイの子宮の手前あたりを撫でた。

撫でようと思ってしたわけではない。

ただ、深く、押し入った先で総司自身がピクリと動いてしまい、思いがけず撫でた。それがとても心地よくて、気持ちよくて。先ほど、セイの胸の頂に触れるか触れないかというところで舌先が撫でたのと同じく、子宮の手前を総司の先端が優しく撫でる。

「神谷、さんっ」

初めてだというのに、痛みよりは快感の方が強くなる。金色の総司の放つ香りは媚薬の効果を持って、セイへと快感を染み込ませていく。
締め付けてくるセイの中の襞の心地よさに、総司が動き始めた。セイの頭を抱えて、ゆっくりとセイを怯えさせない様に動く。

「は…っ、あんっ……せんせぇっ」

セイの方から受け入れる瞬間に腰を動かして、より深くつながるように総司の体にしがみついた。うっかりすると爪を立ててしまうくらい、快感が強い。

甘ったるい声で啼くセイに、総司は軽く目を瞑る。甘く淫靡なセイの喘ぎにもっと掻き乱したくなる。金色の総司は、セイの両の胸を揉みしだく。指先で頂を擦り上げながら指が埋まるほど強く指が食い込んだ。

『気持ちいいでしょう？セイ。もっともっとよくしてあげますからね』

ゆっくりと動いていることに焦れてきた総司がセイを抱えて半身を起こした。自分に向けてセイの上半身を引き寄せると、背後から金色の総司が手を差し伸べた。深く総司を飲み込んだセイの花の周りを指でなぞった。

「あんっ、はぁ……っ、あっ、あっ」
「くっ……」

蜜を絡め取った金色の総司がそれを着物と下帯を脱ぎ去った自身に塗り付けた。そして、セイの菊座に宛がうと、ゆっくりと押し入っていった。

–　続き　-